2008年02月07日

涙のツボ

人生の帳尻はあうようにできている。
私は泣かない子どもだったが、齢を重ねるごとに涙もろくなる。

『約束』(2207)石田衣良著  角川文庫


7編の短編集。

命を失う喪失感を泣きの売りにする小説は薄っぺらくて、

けっむかっ(怒り)


(「蹴ったろか」の「けっ」)




これはね・・・「けっむかっ(怒り)」ではない。





ま、だまされたと思って読んでみてください。

私と同じ涙のツボであれば、電車の中で読むのはやめたほうがいい。
号泣しっぱなしです。

















【しかし、説明したいヾ( ̄ε ̄ヾ) 】

恋愛の喪失感は一過性のもので、たいしたことないと思うのです。
この小説は、家族とか、友情とか、人間愛とか、そういう永遠な関係を喪失したところから
気づきうる、言葉にならない大事なモノを
抱きしめながら前を見て生きていこうとする人間の姿が描いてあります。
生きるということは苦しいし、愛しいのだなあと思わせてくれます。
posted by H.A at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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