2021年01月24日

節制と豊かさの間で

昭和の人間なので節約が身についている。
とはいえオシャレ欲の旺盛な20歳前後にバブル期を経験しているので、
お高い物にも興味はある。

長く生きてきた現在、物欲も消滅したが、最近悩むのがお金の使い方だ。
どこからが贅沢品なのだろうか、ということだ。
例えば牛肉一つとっても、買うところで値段は大層異なる。
洋服も然りだ。

勝間和代さんは、
・お金をかけても快適だと思うもの
・使う頻度が高いもの(毎日使うスマホなど)
にお金をかけたらよいと、ご自身のyoutubeで言っておられる。
なるほど、納得だ。

ただ、前者の「お金をかけても快適だと思うもの」はなかなか微妙だ。
どこまでお金をかけるかで悩む。
(いちいち悩むのが好きな性分でもある)

アリストテレスはバランスが大事と「中庸」を提示する。
ちなみに中庸とは、ギリシャ語でメソテース(中間にあること)(Mesotes)、
日本語訳ではこれに中庸という儒教用語をあてたらしい。
英語ではGolden Mean(又はHappy Mean)とのことで、
どんなバランスがGolden でHappy なのだろうか、と悩んでしまう。

エピクロスは、どうしても必要な
飢えないこと、渇かないこと、寒くないことを満たすことが、
「快楽」としした(快楽主義と言われるけど、質素―)。

ゼノンは今のストイックに繋がるストア派として、
自然に従って生きることを良しとし(禁欲主義)、
パトスに乱されることなく、平然とする(アパテイア)ために、
物事の本質を見ることが重要とした。
(「その壺」が気に入っているのではなく、「壺」が気にいていただけ、
 と考えれば「その壺」が壊れても動じない、のような感じ)

ということは、牛肉は「飢えない」目的で買うとして、
美味しそうな赤身の牛肉でも、脂肪の多そうな牛肉でも「牛肉」は牛肉。
バランスをとって、中央値の価格の牛肉を買えばよいのだろうか・・・
わかったようなわからんような。
ちょっと違うような・・・
posted by H.A at 19:00| Comment(0) | 追想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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