文化・教養・芸術・グルメなど指南くださる師匠より、面白いよと勧められた小説『みをつくし料理帖』。
歴史・料理を指南してくれる後輩も愛読書とのことで、
さすが二人が勧めてくれるだけあり、文庫本ながらすでに10巻まであるよう。
年末年始に読もうと思いつつ、まだ二巻目。
二巻目の『花散らしの雨』の中の一節(p.221)。
楽しい恋は女をうつけ者にし、
重い恋は女に辛抱を教える。
淡い恋は感性を育て、
拙い恋は自分も周囲も傷つける。
こうした粋な表現が時折挟み込まれる。
ちなみにこの発言は75歳の女性によるもの。
作者の高田郁さん、気になります。
2021年01月03日
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