時折私は、説明をはしょって、「あれがあれで、あれしよう」と「あれ」を多用する。
周囲の人は慣れているので、推測して対応してくれる。
絶対的に説明が必要なことは、ちゃんと言葉にするので(そのつもり)、困ることはない(と信じている)。
使い方としては、例えば、
荷物が重いから歩かずタクシーに乗ろう、
ということを
「あれ」が「あれ」なので「あれ」に乗ろう、という感じ。
ところが、youtubeの中川家のお笑いを見ていたら、
(「喫茶店のおばちゃんとおばちゃん」というもの)
「あんた、あれやねん」
「ああ、あれがあれね」と
我が姿を見ているようで、苦笑した。
やはり、「あれ」の多用はよろしくないなと思いながらも、つい癖で、
「あれがあれで、あれ・・・」と言っていたら、
豊富な語彙力で日本人よりも美しい日本語を話す韓国の先生が、
「私も『あれ』を使うことができれば、日本語をある程度習得したことになる」と
私におっしゃった。
ちょっと待った!
それは違います!!!
長く生きてきたものが、こうした間違ったというか、端折ったというか、
美しくない日本語使ってはいかん!と深く反省した次第。
以上より「あれ」が「あれ」なので、「あれ」はもう使いませんから!!!
2020年11月21日
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