2020年09月20日

『劣化するオッサン社会の処方箋 なぜ一流は三流に牛耳られるのか 』

『劣化するオッサン社会の処方箋 なぜ一流は三流に牛耳られるのか 』(2018)
山口 周著 光文社新書

キャッチーにしたかったのだろうけど、これはタイトルが中身の濃さを表せてない!!!
面白くてあっという間に読破。

以下気になった点をメモメモ。

・凡人は天才を見抜けないので、三流は二流を選ぶ。
 一流ではなく二流がトップになると、以上の連鎖により、徐々にレベルが低くなる。
 
・日本企業は容易に解雇しないが、それが優しさではない。
 40代後半で企業内での自分の天井が見えると、
 「自分を拒否する組織に残り、拒否されない人の活躍を見続けることになる(p.76)」

・以前は60歳で定年、今よりも寿命も短いため、それもあきらめもついたが、
 就業年数も寿命も延びた今では、40代後半はキャリアの折り返し地にも至っていない可能性がある。
 「自分の仕事人生が(中略)続く『旬の時期』の前に、『あなたはここまで』と言われながら、
  別のキャリアを探そうにもどうしようもない」人が多数生まれる。

・他方で外資のドラスティックな組織に勤務し、
 早々に退職せざるをえなくなっていたら、能力をつけてキャリアチェンジすることができる。
 若いうちに。

・予防医学者の石川善樹氏の提唱する4つのステージに当てはめれば、
 春 0−25歳 基礎学力や道徳を身に着ける時期
 夏 25−50歳 スキルと人脈を磨き、得意・ワクワクするものを見つける時期
 秋 50−75歳 立ち位置を定めて実りを返していく時期
 冬 75−100歳 余生を過ごす時期(p.79)

・サーバントリーダーシップの発揮が、輝ける道ではないか

ということを巧みな語彙で綴あっれており、興味深く学べました。
おすすめの一冊。
posted by H.A at 16:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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