2020年07月11日

「世の中の贅沢を支える会社」

指導教授から引き継いだ立教大学の講義「コーポレートガバナンス」。
企業のガバナンスについて、実態を学ぶために、2名の企業の方を招聘している。
一人目、株式会社CARTA HOLDINGSの取締役CFO 永岡 英則さんに講義してもらったことは書いた。

先日は二人目、兵庫県のマキウラ鋼業株式会社の、薪浦州平専務にご登壇いただいた。
これはね、コロナの恩恵。
通常は、交通費を出せないので、関東近郊の人しか招聘できませんからね。
遠隔講義ならではの、地理的距離は関係ない、どこでもドア状態。

よって、上場することで企業の拡大路線を走る永岡さんとは真逆の、
非上場であることで、自分のしたいことをするという薪浦専務の
ガバナンス論をお話しいただいたのです。

これがね、なんとも素晴らしい講義でした。
400名超の学生さんが、ひきこまれているのが、zoom越しにわかるほど。

お爺さまがご苦労して創業なさったこと、
そのお爺さまが早世されたので、お父様が若くして社長になられたこと、
州平専務は幼いころからお父様に会社に連れていかれ、
帝王学を学んだこと、
会社を守り存続すること、
そのために社会に役立つことをすることが
自分の使命である、のようなことを関西弁で 流れるように話されましてね。
ジョークも交えながら。


マキウラ鋼業さんは、リサイクルするためのシュレッダー会社さんなのですけどね。
リデュース、リユース、リサイクルの3Rを環境省が提唱し、
ブツを持たないことが良しとされる傾向にあるけれど、
皆が使い終わったものは、自分たちがちゃんとリサイクルして、
再度有価物にするから、遠慮なく贅沢してください、と。
自分たちの会社は「世の中の贅沢を支える会社」
なのだとおっしゃる。

これは経営学で言うところのドメインですよ。

感動した!
独立独歩で大志を成し遂げようとする男気に乾杯!
州平専務、ありがとうございました。



それにしても
永岡さんと薪浦さんのお二人の講義は、ほんとよかった。
コーポレートガバナンスに正解無し。
みんな違って、みんないい。
posted by H.A at 05:00| Comment(0) | お仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。