昨日の再放送の朝ドラ「はね駒」は涙なしには見られなかった。
次女の嫁ぎ先が農家で、産み月まで畑仕事。
「実家に帰りたければ帰ればよい」とのお姑さんの言葉で、
結局次女は実家に帰れないまま、畑で産気づき、
この村のしきたりだと納屋で出産。
産後の肥立ちも悪く、お父さん(小林稔侍さんね)が迎えに行って、
家までおぶって帰るというくだり。
あの頃は、皆あのように農家のお嫁さんは働いて、子どもを産んでいたのだろう。
泣きながら、今の朝ドラ「エール」を続けて見ていて、
あーーーーー、それはいかん!と涙がひいた。
森山直太朗さんの奥さん役が、舅と直太朗さんに、
日本茶を出すシーン。
お盆にお湯のみをのせてきたはよいが、
卓上にまず茶たくを置き、そのあとで湯飲みを茶たくの上に乗せた・・・
ぶっぶー。
茶たくの上にお湯のみをのせて、一緒に出すのが正解。
天下のNHKでも、これができないとは・・・
2020年、もはや茶たくにのせた蓋つきのお湯飲みで日本茶を飲む文化は
消えたようだ。
数十年後は、その時代の朝ドラを見ながら、
あの頃はあのように日本茶を飲んでいたね、とブログに誰かが書いているかも。
2020年06月11日
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