自慢ではないが、忘れる力が加速している。
しばしば驚くのは、さ、講義の準備しよ、と取り掛かると、
すでに教材作成を自分が済ませている、ということだ。
それも数回分。
いつしたのかな?と思い出せない。
それなりに内容も充実していて(おバカな自画自賛ですみません)、
それなのに覚えていない、というのはどういうことか?
確認すると、少しずつ、ああそういえば腱鞘炎になりながらパワポつついたなと思いだされる。
とりあえず、病院にかかるほどではないようだ。
心配症なので早め早めにとりかかっては、結局忘れる、という
良いのか悪いのかわからない。
上記のようなことが数回あったので、
2日後の講義準備もできているだろうとタカをくくっていたら、
そういう時に限って、まだミュージシャン活動がすんでいなかったりして、
慌てて録音することになる。
そんなこんなで、一番信じられないのは自分。
他者と言った言わない議論があったら、
私はまず間違いなく、私の記憶力を疑うだろう。
よって、とにかくメモをこまめにするようにしている。
今期のオンライン講義の、ライブで行う講義では、
固有名詞忘れ忘れ病の教員(私ね)を、学生さんが助けてくれる。
あのドラマなんだっけ?とか、
あれに出ていたジャニーズの誰だっけ?と問うと、
チャットで数人が教えてくれる。
アバウトな記憶もしばしばで、
先日も「東京アラームが・・・」と話していたら、
即座に「東京アラートです」とチャットで教えてくれた。
ありがと。
対面講義だとこうした教員のおバカなミスを、その場では学生さんは訂正できないだろうから、
オンラインのメリットともいえる。
老いては子に従え
と、昔の人の言うことは正しいと思う。
学生さんに従いたい。
2020年06月10日
この記事へのコメント
コメントを書く