番外編
まだ続くんかい!とお思いでしょうが、
日記調とは異なり、いろいろ思ったこと、したことを徒然・・・
さて、プラハでMuseam of Senses に行きました。
日本でも類似した施設があるので、わざわざプラハで行くことも無かったのですが、
チェコ語が分からない中で、体験してみましょう!
その結果、異国の地で、
人間と言うのは思い込みで生きていることを認識しました!!!
例えば、よくある図ですが、
上の濃い紫、下の薄い紫 どちらが大きいでしょうか?
このピンクのプレートを用いて、比較してみましょう。
まずはピンクを上の濃い紫に当てはめます。
同じ大きさですね。
次にピンクを下の薄い紫に当てはめましょう。
あら、これも同じ大きさですね。
つまり、パッと見て上の濃い紫のほうが、下の薄い紫より小さそうに見えるけれど、
それは目の錯覚、思い込み、ということなのです。
ここまではね、スタート地点のズレに気づけば、すぐわかるだろ!とお思いかもしれません。
このMuseam of Sensesには、いろんな部屋があり、いくつか体験したのですが、
一番、自分にビックリしたのは、部屋の真ん中に橋があり、
その橋の周りを天井と壁と床がグルグル回っている、というもの。
なんてことのない橋なので、そのまま向こう側に渡ればよいのです。
手すりもあるし、危なくもなんともない。
たかだか4,5メートルの橋。
渡り始めました。
すると、グルグル回っているのが自分のようで、よろけるのです。
回っているのは周りなのに、自分が回っているかのように。
三半規管が、錯覚を起こしているようです。
いかん!
こんなことでよろける私ではない、再度チャレンジ!ともう一度スタート地点より歩きはじめます。
しかし、やはりよろける。
まじか!
自分の理性とは異なるところで、脳が錯覚を起こすようです。
日頃の生活も、自分の見えているものは、錯覚と思い込みだらけなのでしょう。
というので、遠いプラハで、なんだか悟ったMuseam of Sensesでした。