2019年08月28日

寅さんの背中に見えるもの

さて、ゼミ合宿の宿は松濤軒
教員は一人部屋。
あてがわれた部屋は、こんな感じ。
「男はつらいよ」で、寅さんが泊まりそうな部屋。
(お布団がすでに用意してありました)

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「男はつらいよ」で私が一番好きな個所は、
それは第42作 平成元年12月の「男はつらいよ ぼくの伯父さん」の中で、
家出をした甥っ子 満男が、佐賀の宿でたまたま寅さんに遭遇する場面。

満男の家出の理由は、
浪人しているという将来に対する不安、
好きな子が東京から佐賀に遷ったので、会いたいという恋心、
うるさい親から少し離れたかったという独立心の芽生え、
これらが総合的にぐるぐるして、受験を控えながらも、
えーーーい、とバイクで家を飛び出し、東京を飛び出し、
好きな子のいる佐賀に向かうというもの。

で、満男がその生き方に憧れつつも、現実的にはできないとわかっている
フーテンの寅さんに、旅先で出会うというストーリー。


旅館でばったり甥っ子に会った寅さんは、
青春真っただ中の満男の心の迷いがわかるから、
余計なことは言わずに、
親が心配しているから、とにかく親に電話をしろ、とのみ言って、電話を繋ぐわけです。

満男を探しまわっていた親に泣きながら電話をする満男。
その横にいる、伯父さんとしての寅さん。

この背中が、いい。
IMG_2411.JPG


そして私もこんな背中の教員でいたいと不遜にも思いつつ、
4年ゼミ生と一泊二日のゼミ合宿を楽しむわけです。

可愛い可愛い4年ゼミ生との一枚。
皆、心の中は、家出をした満男と同じように、いろいろ悩んでいるのです。
IMG_2482.JPG
posted by H.A at 05:00| Comment(0) | 学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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