2019年01月05日

喉と鼻

15年前くらいになるが、実は私はオペラを歌いたいと、声楽を習ったことがある。
忙しくて一年ほどでやめたのだが、
その声楽の学びにより、カラオケで歌う時の声の出し方が変わった。

声の出し方というのは、
腹式呼吸、胸式呼吸という呼吸方ではなく、
息を音にする箇所が、喉ではなく鼻で響かせる手法に変わったということだ。
これにより、所謂ファルセットという裏声ではなくても、高音が出せるようになった。

などと偉そうに書いても、
とはいえ、たかが一年。
素人の勝手解釈歌唱法でしか無い。



ところで2018最期の紅白では、大好きな松田聖子さんが、
キーを随分下げて、若かりし頃の歌を歌った。
その是非は人それぞれだけど、
口パクではなくちゃんと歌ったことに対して、リスペクトだ。

過去の、若かりし頃の透き通るような聖子ちゃんの声は、
他者を凌駕する何よりの財産だ。
ただ、この透き通った声は、これは喉から出た声。
聖子ちゃんは、おそらく他の人より喉が強かったのだろう。
よって、パンチの効いた突き抜けるような声が出ていた。

ライバルである中森明菜ちゃんも然りだ。
彼女の声は低音で、腹式呼吸で長く伸ばすことができていた。
明菜ちゃんも喉で歌っていた。

残念ながら加齢により、あの頃の声は出ない、二人とも。

他方で、ドリカムの吉田美和さんは、若い頃は喉で歌い、
加齢に連れ鼻に響かせる歌い方に変わった。
若い頃の歌は耳にキンキンと響くが、
今は艶っぽく、耳に心地よい。
鼻に響かせるので、加齢による喉の劣化の影響も受けにくい。
よって、今もスケールの大きい歌をキーを落とさず歌うことができる。


では、若い頃から、歌い手の人皆が、
鼻に響かせて歌えば良いかというと、そうでも無い。
エグザイルの歌い手係は皆、鼻で歌っているため、
か弱く聴こえる。
喉でしっかり歌う方が、1980年代のアイドルの歌には合う。

というのも先日、久しぶりに一人で車に乗って乗って、
これまた久しぶりに、明菜ちゃんの“十戒”を車内で熱唱した。

“十戒”、ご存知か?
この曲を、鼻に響かせて歌うと、全く合わない。
やはり、喉でしっかり歌う方が合う。

🎶イライラするわー
posted by H.A at 05:00| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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