2018年11月27日

映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』

映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』鑑賞。

大人になった息子が、
幼いころに虐待した母親と打ち解けていこうとする実話を
映画化したもの。

お腹を痛めて産んだ子どもを、愛せない母親ほど悲しい生き物は無い、と
子どもを授かって思う。
理性とは異なる領域で、子どもが嫌いなのだろうが、
なぜ愛せないのだろうと、母親本人は自問自答しているに違いない。
状況によれば、「産まなければよかった」も本心だろう。


大人になって、子どもが親の人間性を上回ると、
立場も変わってくるだろうが、
幼いころの、一人で生きていけない小さな人間にとっては、
親によって人生も人格も左右されるので、
親を選べないのは、絶対的な不条理だ。
人種の違いや性の違い以上に、神様は酷なことをなさったものだ。



といったことを鑑賞しながら、再認識したのだけど、
映画作品としては、期待外れだった。
残念。
吉田羊さんも大賀君も好演なのですけどね。
姉弟で、弟のほうが憎む対象になる、というのが理解できなかったのです。


原田美枝子さん主演の『愛を乞う人』はすさまじかったし、
母娘に相手を想いながらも、修復不可能なエンディングも悲しいほど現実的だった。

なので、私にとって悲しい親子愛を描いた作品としては、
『愛を乞う人』が不動の一位。

posted by H.A at 19:00| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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