2018年11月18日

ソニー歴史資料館は、とても見ごたえある資料館だけど、年末に閉館

かつて日本は、ものづくり大国であった。
残念ながら、今は違う。

そんな過去の日本のパワーを体感できるのが、ソニー歴史資料館。
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/CorporateInfo/History/Museum/index.html?j-short=museum

高輪駅から高輪プリンスホテル方面に歩き、そのまま五反田方面に向かうと、
ソニー歴史資料館が、ひっそりとある。
知る人ぞ知る資料館だが、これが感動ものだった。

ここは無料だが、予約要。
平日で、かつ10時から17時までしか空いていないので気を付けて。
かつ、なんと、2018年12月28日に閉館とのこと。
その後は、当館に展示してある一部のみ、
本社ビルに展示されるのみで、本当に閉館なのだ。

是非、足を運んでほしい。

というのも、大企業ソニーも、創業当初の
1946年(昭和21年)5月、資本金19万円、従業員数約20名の小さな会社だった。
創業者の井深氏、そして盛田氏のアントレプレナーマインドを
当館で感じることができる。
展示されている商品は、イノベーションの宝庫だ。

一家に一台だった(らしい)ラジオ、
一人に一台とした小型化。
カラーテレビ。
有名なウォークマン。
VHSに負けちゃったけど、ベータのレコーダー。
そして、もはやソニーではないVAIOのパソコン。

見ていて、涙が出る。
懐かしいのもあるが、その製品一つ一つに、
ソニースピリッツをもって開発に没頭したであろう技術者たちの
汗と涙が見えるような気がするからだ。

汗と涙の結晶は、時間と共に陳腐化し、
市場価値を失うが、時代を一世風靡したソニーのパワーは
静物でも強く感じられる。

また当館には、売れた商品だけでなく、
開発に失敗した炊飯器も展示もあった。
IMG_0084.JPG

そして入り口に金のモルモット。

IMG_0078.JPG
これはまだソニーが小さな企業だったころ、
開発した商品を、大企業が量産化して安く売っていたらしい。
その様子が、ソニーが大企業のモルモットであると言われたらしい。
創業者の井深氏は最初は立腹したらしいが、
モルモットでよいではないかと、
それが開発ではないかと言ったらしい。

で、金のモルモットは、
1960年の井深氏の藍綬褒章受賞を祝って、
社員が贈ったとのこと。  
http://www.oqx1.jp/works/SonyHistory/1-8/h4.html

その他にも、過去のソニーの社員募集のコピーが
ソニースピリッツを表している。
IMG_0086.JPG

IMG_0087.JPG


現在の私の研究の隠れたテーマは「下克上」。
ソニーの下克上の歴史を、ソニー歴史資料館で体感。

オススメの資料館です。
posted by H.A at 19:00| Comment(0) | 研究:経営学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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