装丁がティファニーブルーっぽいですね。
『何となくクリスタル』の33年後。
大学生だった主人公たちも、大人になり、
結婚したり、子どももったり、働いたり。
相変わらずリッチな皆さま。
ただ、話題が社会的になり、何か社会のためにできないか、
ということを議論するように。
田中氏も、県知事だったり、国会議員だったりの経験より、
女性のことやグルメのことに加え、
いかに社会をよくするか、という視点でモノを考えられて
HPなどで情報発信をされているよう。
学生もいつかは大人になる、という現実を、この二冊で認識できます。
先のことばかり考えていても面白くは無いですが、
変化は自分にも起こることを認識するのに
2冊を読んでみるのも、良いかと思います。