2018年09月12日

『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』

『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』
(2017)西原 理恵子 角川書店

愛読している同世代の方(見知らぬ人)のブログで
絶賛していたので、その方自身も娘に勧めたと書いてあったので、
それは読んでみようと購入。

IMG_7948.JPG

西原氏は、漫画家で、キョンキョンで映画化された「毎日かあさん」などが有名。
今は、高須クリニック創業者で東京院院長の高須克弥氏と「パートナー」とのこと。

西原氏は、お父様もお金に困り、お母さまに流血するほどの手をあげ、
オットも酒乱でひどい目にあっている。
にもかかわらず、がんになった元オットを看取ってる。

そうした壮絶な人生を過ごして同氏が、
女子も一人で生きることができるように働け、頑張れ、と
女子にメッセージを贈るという本。

したがって、私のようにずっと働いてきたものとしては、
なにを当たり前のことを?という感じがある。
(すみません、上から目線で)

そもそも、なぜ暴力をふるう人と一緒にいるのか?
そうした人となぜ結婚したのか?
という疑問が生まれるが、
女子は「バカ男、ダメ男、ワル男」が好きなので、
仕方ないと、だからこそ、自分で稼ぐ力をつけよ、とも解釈できる。
http://bouchukan.seesaa.net/article/77046615.html

というので、帯に書いてあるような、
「女子の新バイブル」の文言には疑問を覚えるのだ。

ただ、オットや仕事(するかしないかも含めて)は自分で選ぶことができるが、
人間は親を選べない。
この宿命は不条理この上ないと思う。

大学進学時に父親が命を絶ったという
人生のスタート時に衝撃の経験をした西原氏と比べれば、
凡庸に生きてきた私などは、あまちゃんともいえる。

よって、同書の行間に見え隠れする
西原氏の頑張りと、子育てする親としての心構えと、生き抜く覚悟のようなものは、
実は表紙の絵よりは、もっと厳しいものだろう。
posted by H.A at 08:26| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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