2017年12月04日

『これからの世界をつくる仲間たちへ』

社会システムや概念のアップデートについて参考にするために、
以下の書籍を読書。
落合陽一氏著『これからの世界をつくる仲間たちへ』小学館

気になった点をメモメモ・・・
◇我々の社会
・インターネットはすでに自由な場所ではない
・米国資本主義社会によって統一された
 イデオロギーの中で育ったプラットフォームの上で行動を起こすしかない(p.8)

◇コンピュータが資本主義を変えた
・これまでの資本家は、土地や工場や原材料や製品といった
 物理的なリソースを囲い込むことで利潤を得ていた。
 よって「持てる者」と「持たざる者」の間で貧富の差が広がった
・IT企業に必要な資本は、人間だけ
 ⇒これがIT革命 (pp.69−73)

◇クリエイティブ・クラス
・これまでの労働者「ホワイトカラー」「ブルーカラー」
・米国社会学者リチャード・フロリダ 「クリエイティブ・クラス」
 =創造的専門性を持った知的労働者 のこと
・米国経済学者レスター・C・サロー
 誰もが共有できる形式知ではなく、誰も盗むことのできない暗黙知こそ、資本
・これからは「専門的な暗黙知を持つクリエイティブ・クラス」を目指すべき
(pp.76−78)

◇自分が何がしたいか
テーマの価値の判断には、次の5つの質問
・それによって誰が幸せになるのか
・なぜいま、その問題なのか、なぜ先人たちはそれができなかったのか
・過去の何を受け継いでそのアイデアに到達したのか
・どこに行けばそれができるのか
・実現のためのスキルはほかの人が到達しにくいものか
(pp.107−111)

◇思考体力
解釈力と言語化力(pp.131-141)

◇人間が世界を回す
ことに、気づいていない人が、とくに日本人に多い(pp.151−153)

◇幸福の基準は自分で明示的に設定する
・成功と幸福は同じではない
・SNS:他人の生活が可視化される、リア充自慢され、他人が目立つメディア
・自分の幸福が曖昧だと、不満やみじめさがため込まれる(pp.159−161)

◇重要なことのまとめ
・言語化する能力
・論理力
・思考体力
・世界70億人を相手にすること
・経済感覚
・世界は人間が回しているという意識
・専門性(p.178)

◇独善的な利他性
=世界に変化を生み出すような執念を持った人に共通する性質
・独善的=たとえ勘違いだったとしても、自分は忠司と信じていることを疑わず
・利他性=それが他人のためになると信じてあらゆる努力を楽しんで行う
ことができる人(p.222)

以上

落合氏は、あの風貌からして突拍子もない方に見えるが、
そうではない。
コンピュータを駆使しつつ、
人の役に立つことをしようとなさっていることが、よくわかる。
ただ、彼が言いたいのは、ここ最近のITの進化で、
既存の常識の連続線上に現在から未来があるわけではないということ。

落合氏の理路整然とした説明に納得しつつ、
だけど、それを理解できていない人が多いね、と思う。
(私も含めね)
また、では私はどうする?という問いに対する解を、見つけねばならない、な。
posted by H.A at 19:00| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。