2017年11月26日

悲しみや痛みは、あとから感じる

野球部のゼミ生Y君が、幼いころから、しばしば骨折した、と話す。
中学時にスライディングして足首を骨折した時は、足が変な方向に曲がったらしい。

その時は痛くないけれど、しばらくしてひどく痛くなり、
そして寒くなる、とのこと。
痛みというのは、あとから体に響いてくる。

ところで、数日前FBで、自分が一年前にあげた記事の紹介があり、
ああ、そうだった「この世界の片隅に」の映画で
衝撃を受けたのは昨年のこの時期だったことを思い出した。
http://bouchukan.seesaa.net/article/444276758.html

広島県は呉市の話だったから、すぐ母親に映画を推薦し、
その後、老いた両親が、支えあうようにして映画館で鑑賞したのだ。
ということを思い出しながら、
そうか、もう父はいないのだな、と気づく。

父が亡くなったのは、今年の桜が満開のころで、
なんだかんだで忙しく過ぎた。
生活が落ち着いてくると、行事のたびに、季節が変わるごとに、
いちいち、そうか、もう父はいないのだな、と気づく。

これがボディブローのように効いてくる。
来年の桜の季節がくるまでは、父のいない初めての季節を過ごすことになる。

亡くなってから、こんな父親想いのことを書いているが、
そう父親と仲が良かったわけではない。
自分でもびっくりしている。

先日、母が、夢に父親が出てきたという。
父は無理やり母を、どこかに連れて行こうとしたらしい。
「お父さん、私はまだ生きているのだから」と
母は父を振り切ったらしい。
その気丈さが母らしいと、私は泣き笑いだ。

父が向こうで寂しいから、母を連れて行こうとしたのか、
母が寂しいだろうからと、父が配慮して向こうに連れて行こうとしたのか、
それはわからない。

父のいない初めてのお正月が、まもなくやってくる。
posted by H.A at 19:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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