2017年03月14日

小説『ファミレス』

重松清著 角川文庫(2016)の小説『ファミレス』、上下巻。

主人公が現在の私と同じような境遇なので読んでみた。
同書を原作に「恋妻家宮本」で映画化もされている。

さすが重松氏、私が最近感じていることを、上手に表現している。
下巻のP.144-145。
要約、引用が以下。

ニッポンのオヤジたちの大半は「足し算の思想」の信奉者である。と。
何かが増えることで幸せを実感する。と。
換言すれば、幸せに生きる=何かを増やす
例えば、年収、ウチの広さ、家族の数

しかし、足し算の思想には終わりが来る。と。

そして、
子どもたちが小さくて無邪気に甘えてきて、平日は仕事、休日は一家団欒という
家族の幸せのピークは人生の早い時期に来る、と。


なかなかシュールです。
今、家族の幸せを満喫している人も変化するし、
してきた人は、私のようにあたふたしている。
ではどうするかを、重松氏は以下のように書いている。
下巻のP.147-145。

足し算の発想をやめろ。と。
料理ならば直火ではなく湯煎、お風呂ならサウナではなくぬるめの半身浴。
つまり、家族の長持ちには、家族の外に半分出る、というのが必要だ。と。


なるほどね。

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posted by H.A at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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