2017年01月08日

言われ続ける「企業と社会の利益のベクトルを一致」

研究者の末席に位置する私が、CSR論(企業の社会的責任論)で博士論文を書き、
学位をもらったのは2010年春だ。
我が国でCSR元年と言われたのは、2003年だ。
遡れば、1970年代の公害問題で、企業の経営行動による社会の影響の大きさは
わかっていたはずだ。

なのにも関わらず、今日(2017.01.08)の日経新聞の社説は、
昨年の企業不祥事を振り返ることより
「企業と社会の利益のベクトルを一致させる。今年はそんな年にしないといけない。」
の一文から始まっていた。

なぜ企業は、
企業の経済性の追求は、社会性を担保することが手段であることを、理解できないのか?
私は、それが理解ができない。
企業の非社会的な行動の要因については、経営学系の学会では、しばしばテーマにあげられ、
多様な観点から分析され、提言される。
そうはいえ、企業の経済性と社会性の共存必須は、
冒頭述べたように、過去よりずーーーと言われていることなのだ。

さて、昨年、我がゼミ生が千葉市のCSR事業の一環で、経営者の方を訪問した。
株式会社トライワープの虎岩社長。

CSR活動についてゼミ生が質問すると、
企業が社会のためになることを事業としてするのは当然で、
CSRの有無を問うこと自体がおかしいよね、のようなことをおっしゃったらしい。
(表現は、違うのですが、趣旨はこんな感じ)

全くもって同感!
社長さん、良い顔をしておられる!(中央が虎岩様)
Image_3f81fc7.jpg

ゼミ生も、虎岩様のお話を聞いて、良い面構えをしている!

当たり前のことをわざわざ社説で書かなくてもよいような、
そんな世の中であってほしい!ね。
posted by H.A at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究:経営学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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