小学校5年6年と担任をしてくださったK先生とは、
いまだに年賀状のご挨拶を続けている。
自由であることを良しとしてくれた、私にとってはありがたい先生だった。
今は退職されて、悠々自適の生活をなさっているようだ。
このたびの年賀状には、先生が参加されている勉強会で、
小学校時代の私のとある出来事を話題にしたと書かれていた。
どんな出来事かというと・・・
自由を良しとする先生は、クラスみんなで古墳を作るという実習をさせてくださった。
(きっと指導要領にこんなのは無い。先生も自由であった古き良き時代である。)
当然、古墳にまつわる歴史を授業で学ぶわけであるが、
その際、何かに関する意見が、私一人VS.クラスの皆 に分かれたらしい。
(K先生からの年賀状で思い出した)
つまり、私は無謀にも、クラス全員を相手に意見を言う、ということをしたらしい。
K先生は年賀状でその時の私の雄姿を褒めてくださったのだと思う。
ただ、遠い昔のことながら、おぼろげに覚えているのは、
あれ?皆のほうが正しいかな?と思ったが、
もはやひくこともできずに、言い張った、のような記憶だ。
テーマも論点も主張も覚えていないので、2017年の今、何とも言えないが。
昔からの小心を哀れに思いつつ、
小心な私でも戦える自由を与えてくれたK先生には感謝感謝である。
その後進んだ公立中学は、新しくできた中学ということもあり、
自治体の教育委員会や学校の先生は、「良い学校にしよう」としたあまり、
縛りがきつかった。
余計にK先生の自由さが懐かしかった。な。
2017年01月07日
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