2016年10月29日

ハタチノコロ

2年生ゼミ。
ゼミ長が、活躍している社長さんの若かったころについて話を聞きたいと言う。
そこで、千葉市との提携協定で、私はCSRについてサポートをさせていただいているのだが、
今年度は経済性と社会性のバランスを上手にとっている企業の社長さんを
我がゼミ生がインタビューをさせていただく、という活動をすることにした。

経営学は人生学。
若いころの経験が、今の仕事の哲学の基盤になっているわけで、
テーマを「ハタチノコロ」としてヒアリングするところにこの事業の特異性がある。

社長さん(企業は千葉市さんが選んでアレンジしてくださる)のヒアリングのリハーサルにと、
まずは身近な人の「ハタチノコロ」を聞いてきてもらった。
それを簡単ではあるがA4,1枚にまとめてきて皆にプレゼン。

大学の教職員にヒアリングした学生もいた。
学生にとっては大学で働く人は立派な大人なのだけれど、
若い頃はふつーの学生だったことが垣間見えたようだ。

また、経営学科だけあって、ゼミ生は経営者のご子息が多く、
起業したお爺様や、承継したお父様に、「ハタチノコロ」を尋ねたらしい。
初めて親父の若かったころを聞けた、と言いながら話してくれる。
彼らがご自宅でお爺様やお父様に話を聞いている様子が想像され、
聞いててジーンときた。

親としては自分の人生を子どもに話すなんてこっぱずかしくてわざわざしないし、
子どもも、生まれたときから大人の親に出会うわけだから、
やんちゃして人生に戸惑っていた親の姿があったことなどかんがえもしない。

そこでの「ハタチノコロ」ヒアリングは、親も大人も、昔は子ども、であることを認識させたのだと思う。

IMG_2324.JPG

そして、一つ安堵しているのは、ゼミ生は誰も私に聞きに来なかったということ。
何せ、話すことがない。
なんとも茫漠とした大学生だったのだから。
posted by H.A at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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