こういう時は図書館へ。
勤務先の図書館の社会学系の書棚をうろうろしていて見つけた
『おひとりさまの老後』 上野千鶴子著(2007) 法研。
以前から何度か読んだ本。
2007年に初めて読んでいる。
http://bouchukan.seesaa.net/article/142821883.html
2014年に再読し、何がしら発見している。
http://bouchukan.seesaa.net/article/386642727.html
2016年の現在、再度読みたくなって気づいたのは、
老後は先のことではないということ。
というのも、同書の中の事例は、40代や50代で伴侶と死別したものもある。
そこから人生後半戦である老後をどう捉えるかということだ。
やりがいのある仕事と、それに付随する宝のような仕事仲間と、
なんだかだと仲良くしてくれる仕事とは無関係の友人たちと、
住まいと、そこそこのお金と、そして絶対的な健康があれば、何とかなるということ。
そうしたささやかな当たり前のことが、実は最高に贅沢だ(ありがたいことだ)
が、今の私の言えること。
これがまた10年後、20年後になると、違う気付きがあるのだろう。
手堅く生きていきましょ。