企業が、成熟した社会で、かつグローバルがマストな社会を生き抜くには、
人的資源のダイバーシティが必要だと、経営学系ではよく言われる。
さて、地方と首都圏を比較して、
私は首都圏の女医さんの多さにびっくりポン。
娘は首都圏の帰国子女の多さにびっくりポン。
している。
まず女医さん。
皮膚科はあえて女医さんのところに行ったが、
ふと入った眼科や耳鼻科も女医さんだった。
そしてこの女医さんが概して、心配性で疑い深い私でさえ、非常に信頼がおける。
女性らしい配慮をしつつ、理路整然とした説明を患者の私にしてくれるのだ。
感動や。
そして娘の言う帰国子女の多さは、
子どもたちが、小学校から高校まで多様な人と触れ合うことで、
寛容さとたくましさを自然と醸造していることを推察させる。
これまた感動や。
首都圏のほうが地方都市と比較し、人口が圧倒的に多いのは間違いない。
よって、女医さんも帰国子女も人口に比例して多くなると思うが、
おそらく割合が各段に大きいと思われる(数値はわからないので推測です)
そういった意味で、首都圏のダイバーシティは、地方都市と比較して進んでいる。
幼いころからそういった多種多様な人の中で生きてきた首都人は、
地方の自然の中で生きてきた雑草のような強さとは、質の違う芯の強さがある。
和を重んじる日本の文化は、とても尊いが、和はしばしば和から外れる人を阻害する。
外れた人は、生きにくい。
ダイバーシティというのは、
「和」の概念そのものを覆す、日本の新たな社会の価値観を創るのかも。
2016年01月24日
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