娘のおかげで、私は人として成長できたなと思います。
具体的には、人を思いやることや、人の辛さや切なさに共感することができるようになりました。
産む前は、そういったマインドは、恥ずかしながら皆無でした。
他者を慮ることができるようになると、世界が広がります。
このように人間的に育ててくれた娘には、
生まれてきてくれてありがとうと感謝の気持ちでいっぱいです。
親バカなバカ親発言をすれば、これがまたいい子なのです。
(20年記念で、今日はご容赦を!)
娘が大学の試験期間中であり、おまけに私も出張帰りだったので、
今日のお祝いはさくっとです。
改めて、家族で食事会をしてお祝いをするつもりです。
とはいえ、近所のお花屋さんに頼んでおいて、
バラを20本プレゼントするという、バブル期のおやじのようなことをしましたが(笑)
とこのようにお祝いをしながらも、
やはり軽井沢のバス事故のことを考えると、素直に喜べないというのも事実です。
娘と同世代の若者の人生が絶たれたことは、
ご本人はもちろんご家族の気持ちを考えるに、辛い。
そうはいえ、娘の誕生日を親が祝ってやらずして、誰が祝おうか、というのもあり、
複雑な気持ちにさいなまれています。
今日の出張の新幹線で、ではどうすべきかと考えましたが、
今の私たちにできることは、ただ一つ。
真面目に真摯に生きること。
だから今日は、娘が産まれてきたこと、20年経ったこと、
今日に至るまでに多くの方のおかげでがあったこと、
生かされていること、だから生きていくこと、
に感謝して、合掌です。
ありがとうございます。