2014年10月13日

他山の石

大河ドラマ「黒田官兵衛」が面白い。
というか、豊臣秀吉の傍若無人さが哀れで滑稽だ。
秀吉の哲学が、世のための天下泰平から我が子のための権力の保持に変わったところで、
秀吉は周囲からの耳の痛い進言を受容することを止めた、という流れ。

時代は繰り返すというか、一昨年の大河ドラマ「平清盛」でも
晩年の清盛は視野が狭くなった。
http://bouchukan.seesaa.net/article/296514654.html

結局、秀吉が死んだ後に、秀吉に対する反発が露呈し、天下取りの主体が変化することは
歴史的に有名な事実だが、
似たようなことは現代でも周囲にいくらでもある。

「辞める」時が近づくと自己中心的で横暴になる人を何人か見てきた。
意見を言うと大声を上げる。
いいから言うことを聞け!ということなのだ。
面倒くさいので周囲は皆黙る。
陰で「老害」だと揶揄しつつ、その人が「辞める」時を指折り数える。
そしてその人が「辞めた後」はやり方を踏襲せず、変えてやろうと待つ。

そういうのって寂しい。
結局、「辞める」前の人に哲学が無くなり、刹那的な成果を求めるようになるから、
皆が愛想を尽かすのだと思う。
経験を重ねた人の役割はもっと他にあるはずなのに。

ということを他山の石として、せめて垂れ流す老害が小さいおばあちゃんになりたい。
と思いながら毎週日曜日は黒田官兵衛役の岡田君の美しい顔を眺めている。
posted by H.A at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 追想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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