2013年05月24日

青森と富山と鹿児島

『八甲田山』がよかったので、新田次郎氏の『神通川』も読んでみた。
同書には、「神通川」「桜島」「北方領土」の短編3本が入っている。

「神通川」では、富山県で起きたイタイイタイ病を、医者の視点から書いたもの。
何の病気かわからない病人の症状から、
新たな病気について社会に訴えるのだけれども、
なかなか理解してもらえない。
しかし、病人は増え、死者も出る・・・
その苦労を経ての「イタイイタイ病」の社会的承認と認知というドキュメンタリー。

「桜島」では噴火の恐れのある鹿児島の桜島を研究する研究者の視点で書かれたもの。
自然の動きの予測は難しい。
確実ではないところで、変化の兆しを発表すれば、大混乱になる。
かといって、自然の動きに絶対はない。
とかいう観測所や研究者の苦悩がわかるこれもドキュメンタリー。

「北方領土」は、なんだか文字を追うことができず・・・
ギブ。

読書のお供は、呉名物のいが餅(実は二個)。
神通川.JPG

それにしても、10年くらい前は江國香織とかの女子力のある小説を読んでいたのに、
今や、そういうものには食指が動かず。
どーーーん。
posted by H.A at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック