一人暮らしをしている学生が気になる。
ちゃんとご飯を食べているのかな、
寒くなってきたけれど、部屋では温かくしているかな、
寂しくないかな。
私が気にしても、何もしてあげられないし、
そういう寂しさを乗り越えてこその一人暮らしの気楽さだろうから、
余計なお世話であることは重々承知だ。
しかし、さだまさしの「案山子」でお父さんが息子を心配するように,
私も,元気でいるか,大学には慣れたか,友達はできたか,と
気にしてしまう。
他県からきてひとり暮らしをしている学生が、廊下の椅子に座っていた。
ここのところ、ずっとマスクをしており、風邪が長引いているようだ。
私は彼女の横に座って、少し話をした。
昨日、お父様が出張で広島に来られ、会いに来てくれたらしい。
3分ほど部屋にいて、すぐ帰られたらしい。
「もっとゆっくりできるのかと思ったのに」と彼女が言う。
お父さんは忙しいのもあっただろうけれど、
年頃の娘と二人きりというのが、気恥ずかしかったのかもしれない。
今度はゆっくり来てね、とメール送ってあげて、と言っておいた。
子どもの自立は、親にとって試練だな。
と最初の先生目線から、最後は自分の身に置き換えての親バカ目線の感想。
2012年11月09日
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