2012年11月01日

『早稲女、女、男』

『早稲女、女、男』(2012)柚木麻子 祥伝社

早稲女(早稲田大学に通う女子)をとりまくこもごも。
主人公の早稲女の妹は学習院大学。
彼氏を取り合うサークル仲間はポン女(日本女子大学)。
内定先の先輩は慶応大学。
主人公の早稲女に、そろそろ「早稲女」の鎧を脱いだらどうかと戒めるのが早稲田の後輩女子。
そして早稲女の友人は立教大学、という設定。

極端に書いているのだろうし、大学だけでキャラが決まるものでもない。
個人差もあると思うので、そのあたりは割り引いて読みたい。
そうしたことを踏まえて読めば、エンターテイメント性あふれる面白い小説。

以下が気に入った表現。
「・・・の自虐トークには辟易してしまう。
 必要以上に自分を貶めて、うれしがっているのだ。
 エリートの屈折した自己アピールとしか思えない。」(p.98)

「評価される前に、自分で自分にレッテル貼って、
 声高に商品名を叫んでるっで感じ。」(p.225)

これらは、頑張っている女性に、当てはまる表現だと思う。
女性の書く女性っていうのは、同性だけに鋭くて遠慮が無い。

ちなみに、著者は立教大学出身。
小説の登場人物で、一番そつなくオシャレに書かれているのが立教生(笑)
書いた人の特権ね。

以下は、そうした立教大学の裏手にあるカフェまいん家のコーヒー。
1センチだけ飲んだ絵。

2回目訪問まいん家.jpg
posted by H.A at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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