2012年05月02日

大人の事情ではなく『大人の経営学』

敬愛する恩師、亀川雅人先生の最新著書です。
一般向けに書かれた、経営学学問の深淵の解説というところでしょうか。
『大人の経営学-MBAの本質に迫る-』(2012)創成社

大人の経営学.jpg

前半がMBAの必要性、後半が経営学の意義とか位置づけと、二分できます。

小説風にしてあるので、さらさら読めるのですが、
後半の経済学・経営学の叙述は専門的な言葉を駆使した深い内容。
この領域は、先生によく教えていただいたことであり、
懐かしくもあると同時に、曖昧だった点の理解が深まりました。
亀川先生の著書を初めて読まれる方には、この経営学理論は他に無い視点が盛り込まれていて、新鮮に感じられるでしょう。

私にとっては、前半が新鮮で興味深く感じました。
社会人大学院が必要とされる要因には、社会の停滞があるという点、
これは、内田樹先生が提示している最近の教育の課題を生み出した社会の混沌の延長線上にあるものと思われます。
亀川先生には、この社会の変化や停滞の分析で一冊書いていただきたいものです。



ところで、本書の一行目は、主人公が所有していたJALの株が紙切れになった、というもの。
古傷が痛むね(笑)
posted by H.A at 07:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究:経営学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック