2012年04月22日

教育についての議論

最近はまっている内田 樹先生の著書、以下の二冊を読みました。

『下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち』(2007)講談社
『街場の教育論』(2008)ミシマ社

たまたま、二冊とも教育に関するテーマでしたが、前者の『下流志向』は講演された内容が基。
『街場の…』は大学院での講義メモが基というもの。

複雑化した社会の説明も難しい中で、内田先生の主張を一言でまとめる、というのも無理。
(内田論をちゃんと咀嚼できていないという私の能力の問題でもありますが)

ただ、心に残った主張点としては、
・子どもたちにとって、教育は義務ではない。子供に教育を受けさせる義務を負うのは親。
子どもには学ぶ権利がある。
・子どもを巡る様々な課題は、我々大人が社会が創ってきたものであり、皆に責任がある。
だから誰か(例えば政府や教員など)のせいにせず、まずは各自が各自のやるべきことをすることで、
責任を負担しましょうということ。
・他者との、あるいは自己内における葛藤が、社会や自分や新たなものを創る

などなど、ですね。
内田先生はもっと深く広く丁寧に、教育について述べられています。

全員ではなく一部ですが、
教壇で教員がしゃべってるときは、私語はしないものだ、ということを知ることなく大学生となった子どもや、
「先生のゼミを選んだのは就職に有利かと思って」と悪びれることなく笑顔でいう子どもに、
私は、私のできることで喝を入れ、責任を負いたいと思います。


*学生たちの名誉のためにしつこく書きますが、私語する学生は一部です。
多くの学生は、適度な節度と遠慮を持ち、未来への大きな期待を胸に抱いているかわいい子どもたちです。
posted by H.A at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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