2012年04月08日

『街場の現代思想』

面白い。
『街場の現代思想』(2004)内田 樹、NTT出版

生まれながらに備わっている文化資本の差や、
負け犬と勝ち犬の本質や(酒井順子氏の「負け犬の遠吠え」の負け犬ね)、
働くとはお金とは何か、
結婚は幸福か、
離婚したほうがよいか、
大学とは学歴とは何か。

これらを抒情的でなく、哲学、政治、経済、教育などの観点より
次々と内田節を炸裂させ、答えが無いながら、痛快。
特に、「生きることの愉しさ」について書かれたあとがきが良い。

正解のない難問をクリアするための知的技法として、
「話の原因結果を入れ替えて考える」、あるいは、
「現象の図と地を入れ替えて考える」という手があると。
この技法を使えば、今の時代がしんどいのは、未来が無いからではなく、
死への覚悟がないからだということがわかる。。。ということが、ねっちりねっちり書かれている。

おススメです。
(図書館から借りて読んだけど、自分用に購入しようと思います)
posted by H.A at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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