
内田先生は、東京大学仏文科卒で、現在は神戸女学院大学文学部教授。
http://blog.tatsuru.com/
上記の写真は、以下の本ですね。
『疲れすぎて眠れぬ夜のために』(角川書店 2003年)のち文庫
『子どもは判ってくれない』(洋泉社 2003年)のち文春文庫
『私の身体(からだ)は頭がいい―非中枢的身体論』(新曜社 2003年)のち文春文庫
内田先生の文体は、まずはとっつきやすい話題で読者をひきつけ、
一発、大爆笑させる。
その後、自論をとうとうと展開される。
最後に、さくっと主張をまとめる。
自論も面白いし、言葉の使い方が巧みで、120%勉強になる。
特に「あとがき」では、一冊の本に流れるテーマが簡潔に書かれていて、改めて納得。
例えば、『子どもは判ってくれない』では、
この本に一貫して伏流しているのは、
世の中がこれからどうなるのかの予測が立たないときには、
何が「正しい」のかを言うことができない、という「不測の覚知」である。
その「不能」を認識したうえで、ものごとを単純化しすぎるきらいのある風潮にあらがって、
「世の中というのはもう少し複雑は作りになっているのではないか」ということを
うじうじと申し上げたのである。(文春文庫pp.328−329)
『疲れすぎて眠れぬ夜のために』では、
この本で私が繰り返し申し上げたのは、
「無理はいけないよ」「我慢しちゃだめだよ」ということです。
(中略)
凝りや力みを取るために、とりあえず一番よい方法は、静かに「聴く」ことです。(角川文庫p.258)
抜粋したあとがきだけ読むと、精神論の本のようにも見受けられますが、違います。
広範囲な社会課題(政治や経済や教育や等‥)を、フランス現代思想と古武道と哲学と織り交ぜて、
ぶった切っているって感じです。
他にも多々著書が出ているようなので、引き続き読んでみます。
ところで、こうした書籍化は、
内田先生がご自身のHPで書かれていたことを、
出版社がまとめてくれたことが始まりらしいのです。
この「粟屋でございます」も、そうならないかな・・・ってならんか。
そうなるかもしれない!ということを念頭に、もう少し高尚に書いてみましょう・・・って無理か。
恐縮でございまするm(__)m
又またエエもん紹介して頂き ありがとうございます。
未来に生きる何かに役立つよう伝授できれば・・と
ガンバ(`_´)ゞです。
?、どこが腑に落ちました?
内田先生の本、面白いです。知的好奇心がくすぐられ、目がら鱗が落ちまくりますよ〜。
comment(4)が表示されない〜
有るなら読みたい惑わせられてます(´Д⊂グスン
同じ思いです〜少子化のバランスによるものだとの考えetc
まさに です。
といえ 本は読めてないのですΣ(ノ∀`)ペシッ