2006年09月18日

リスク・マネジメント

最近の疑問。
リスク・マネジメントとは何か。
「文句言われないように手を打つこと」かと考える。

清里からの帰途、台風の影響で新幹線は
15時以降広島以西は運転見合せであった。

到着時刻が大幅に遅れながら、のぞみで何とか広島まで。
広島駅には福岡までいけなかった人たちが溢れて、途方にくれている。
このまま一夜を越すのだろうか。

人事
他人事(海先生、修正しました)ではない。
19時以降広島発着の在来線もすべて運転見合わせ。
新幹線の中でそれを聞き、あわてた。
よほど台風の風雨が激しいのだろうと20時前に広島駅の外に出ると
雨もふっていないし、無風。










・・・







まだ大丈夫じゃん。











タクシー乗り場で並んで、何とか家に帰れた。

19時台に台風は長崎に上陸しており、九州地方に大きな被害をもたらせていたらしい。
確かに、九州、山口以西は大変だったろう。
が、広島近辺の在来線が、こんなに早くから運転見合せとは
いかがなものか。
何かあってはいけない!とJRも判断したのだろうが。


しかし、公共輸送という本来の使命はどうなるのだろう。
いつの頃から公共交通機関の腰がひけるようになったのか?
昔は台風で移動できない、ということはなかったような気がする。



「皆さん、今から電車を走らせます。
 台風がくるかも知れない中でのスリリングな運行です。
 もしかしたら、途中で立ち往生かもしれません。
 強風で横倒しになるかもしれません。
 よって、怪我をするかもしれません。
 それでもよければ乗車ください。
 できる限り、皆様をお運びいたします。」

というのはいかが?
で、乗る側もガタガタいわない。
何かあっても、自然が相手なのだからしかたないと割り切る。


誰のリスクで、何のためにリスク回避するのか。
企業が過剰にリスク・マメジメントを考えざるをえない社会風土が存在するのかな。
攻めるのではなく、許しあう気風ではないことが問題なのかも。

posted by H.A at 05:30| Comment(3) | TrackBack(0) | 追想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
リスク・マネジメントとは、企業の経営活動中に偶発的に発生するリスクや人間の恣意的行動により発生するリスクの影響を最小化し、企業価値の最大化を図る経営手法です。リスク・マネジメントの対象となるリスクは多様ですが、一般に、リスクは純粋リスクと投機的リスクに分類できます。
純粋リスクは一方的に損失を受ける機会で、地震、風水害などの自然災害、火災や爆発、製造物責任や有害物質の流出などによる環境汚染、労働災害などによる損害賠償、情報システムの停止などといった事故や過失によるリスク、海外での誘拐やテロ、社内外の犯罪行為や機密情報の漏洩といった意図的かつ攻撃的なリスクです。
 他方、投機的リスクは損失と利益の双方のチャンスがあるリスクです。企業を取り巻く環境要因の変化は投機的リスクを生みます。為替、金利、株価、それに債券価格など金融市場の変動は、企業の利益にも貢献する可能性がありますが、損失をもたらす可能性もあります。取引先の信用リスク、技術進歩、社会的嗜好の変化、法律の変更(規制緩和や規制強化)、消費税や法人税などの税制変更なども企業にとって追い風になることもあるし向かい風になることもありますね。
企業の経営意思決定に伴うリスクは、企業戦略、事業戦略、機能戦略など、すべてリターンとリスクのトレードオフの関係とみなせます。企業価値を最大化するためには、総合的な視点でリスク・マネジメントのコストとリターンを比較考量しなければならないわけです。台風は純粋リスクの問題ですが、台風で運行するか否かは、経営上の意思決定です。リターンもありますが、事故が起きた場合の損害や保障などとを秤にかけねばなりませんね。
ところで、人事?他人事ですよね。
Posted by 海 at 2006年09月18日 10:15
海先生
お忙しいのにありがとうございます。リスクにも種類があること、よく理解できまhした。

台風は純粋リスク、とのこと。事故が起きた場合の損害や保障を考慮すれば確かに「運転見合わせ」ですよね。旧「国鉄」としての使命とのつなひきなのでしょうか・・・。
Posted by 仁美 at 2006年09月18日 20:00
海先生、大変勉強になりましたm(_ _)m。

ちなみに、JR西は例の事故以後、リスク
に対しては相当神経質になっているよう
です。。。(関西関係者談)
Posted by たかにぃ at 2006年09月18日 20:47
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