2006年08月13日

普遍的であるもの

お金で買えないものがある。
失った後に、お金で取り戻せないものがある。

誰もがそれなりに生活でき、
ヴィトンを持ち、海外旅行をし、飢えずに暮らせることを思えば、
お金で買えない価値に気づくか否かが、
人生の質を左右するのではないだろうか。

先日、以前より憧れていた山の上ホテルに泊まった。

山の上ホテルベッド.JPG

山の上ホテルデスク.JPG

古ぼけたタイルや、少し黒ずんだ窓のサッシは
最近のホテルにはないものだ。
しかし、ドアマンやフロント、また組織体としてのホスピタリティは
口うるさい私も、

まいった!

チェックインしてすぐの湯茶サービスは、
旅館を髣髴させる。
朝食をいただいたフレンチレストランの
総レースのランチョンマットに、
山の上ホテルの誇りを感じえた。

あの静けさと、空気の穏やかさと、歴史の崇高さは
日々時間に追われる私の心を洗ってくれるよう。
また、泊まりたい、と思わせる数少ないホテルです。
posted by H.A at 22:42| Comment(4) | TrackBack(0) | 追想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小さいころ、都バスのアナウンスが「お茶の水駅前、山の上ホテル前です」と流れるのを聞くたびに「なんでお茶の水に山があるんだろ???」と思っていたのを思い出しました。

泊まったことはないのですが、てんぷらを数回食べにいったことがあります。安くはないですが(^^)、ホントにいい気分になります。また行きたくなりましたーーー
Posted by caco at 2006年08月13日 23:11
御茶ノ水のホテルですよね。あそこの天ぷらは最高に美味いですよね。過去に色んな文豪が愛した、というのもうなずけます。
私ももっと立派な人間になったら泊まってみたいです。
Posted by Jose at 2006年08月14日 09:37
池波正太郎が愛したホテルです。 
粟屋先生も文豪のようなブログを書かれていますので、山の上ホテルも似合うのでしょう。(ほめ殺し)
Posted by はーさん at 2006年08月14日 13:01
cacoさん
てんぷら今度、食べてみます。

joseさん
いつかはヒトのお金で泊まらせていただけるような、立派な人間になりたいと思わせるホテルです。カップルにはふさわしくない!と一人で泊まった私は強く強く思いました。

はーさん
熱がありますか?いつもと文調違いますね。

そうそう、オジサマたち。
フレンチレストランのスタッフは本当にメイドさんのような制服です。
Posted by 仁美 at 2006年08月14日 20:45
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