地味でひきこもりな生活をしている私が不憫だと,夜の街に連れ出してくれた。
確かに先月の10月を振り返れば,夜の街に出たのは,池袋でのカラオケのみだ。
これは,広島から私がわざわざ出てきたからと,皆さまが気を使ってくださっての会合だった。

さて,このたびグルメなS田姉さんがチョイスしたお店は,じぞう通りのアロマグリル。
http://r.gnavi.co.jp/y021000/
イタリア料理で焼き鳥,という面白い組み合わせのお店だったが,
無茶苦茶美味しかった。
特に手羽先が気に入って,再オーダー。

(手タレ:S田姉さん)
また,初めて見る焼き鳥用のフォークも興味深い。

使い方は,以下の写真参照。

(手タレ:S田姉さん)
〆に食べた牛たんと白ネギのパスタも,絶品だった。
S田姉さんは,同じ部署の後輩を2名誘ってくださっており,
ワイン3本と共に,何とも辛口な大人の会話が弾んだ。
傷口に塩を塗るような会話を平気でして笑いをとるのだから,中年の会合は容赦ない。
ファッションから仕事から家族のことからドラマから,いろんな話が出たのだけど,
その中でも印象的だったのは「働き方」ということだ。
「働き方」もいろいろあるが,
@組織の中でのコミュニケーション
A男女雇用機会均等法施行前後に就職した女性のその後
という2つのテーマがあった。
@組織の中でのコミュニケーション については,
自分のしたい仕事をするためには,組織の中で上手にふるまう必要がある,という話だった。
そうした,したたかさがないと,上司を説得することができない。
ピュアなあまりに,これが出来ない人もいて,
だけどその人がだめなわけではなくて,将来的にはいぶし銀のように輝きを放つかもしれない。
A男女雇用機会均等法施行前後に就職した女性のその後 については,
「女性の四大卒採用第一号」とか「男女雇用機会均等法施行後採用第一号」とか言われて
採用された女性たちのがんばりに着目した話だった。
該当の女性たちは,今や40代後半から50にかかったお年頃。
勤続していれば,組織の中でもそこそこの役職だ。
彼女たちの苦労や周囲からの期待に対するプレッシャー,
それを受け入れる当時の男性たちの苦悩など,いろいろあったに違いない。
当時のこもごもは,今のコムスメたちには想像できないであろう。
と,こうした話を中年4人で唾を飛ばして話しながら,夜が更けた。
お陰様で,研究室と家に引きこもっていたら巡り合えない文化に接することができた。
