2010年11月06日

研究をするということ、論文を書くということ

博士論文の研究にどのように着手すべきかに悩む友人が、
以下の本を読んでいると鞄の中に入れていた。

『創造的論文の書き方』(2001)
伊丹敬之著 有斐閣

おおお、その本なら私も読んだ読んだ!と、本棚から引っ張り出して、再度手に取ってみた。

昨年か一昨年か、あの頃はこうした論文の書き方や、
論理的なものの考え方などに関する本を、すがるように読んだものだ。
すがるように読んだけど、いま読み返したら、内容をあまり覚えていない。
それだけ当時は、ぱにくっていたのだろう。

伊丹先生は、
知見には、
理論の間の相互関係の解釈や、事実の発掘、社会現象の生じる要因の説明論理など
いろいろなタイプがあることを説明している。
その上で、
「研究をやるということの意義は、
 その新しい知見を獲得するといいことだ。
 なおかつ論文を書くということの意義は、新しい知見の内容と意義を、
 他人に説得的に説明することだ。」
と述べている(p.102)。

その知見の獲得の仕方や、他人への説得的な説明の仕方が、同書にはわかりやすく書かれている。

研究をする、論文を書く、ということの喜びは、
果てしない苦しみの向こうにあるよなあと、読みながらしみじみ。
posted by H.A at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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