2010年09月18日

ISO26000勉強会

広島市企業等社会貢献員会が主催するISO26000のガイダンスにゼミ生と一緒に参加した。
講師は,産業界代表としてISO26000策定に関わっておられる損害保険ジャパン 理事CSR部長 関 正雄氏。

学生にとってはまだ夏休みなのに,よく参加した!えらい!(教員バカですみません)

ISO26000ガイダンス.JPG

2時間に及ぶ講演が終了した後,
場を変え,関氏と同委員会に所属する企業のCSR担当者とで情報交換会が行われた。
私もオブザーバーとして参加し,意見や質問をさせてもらった。

企業の方からもCSRに関する現在の取り組み状況など情報提供がなされたが,
その中で次のような意見があった。
ようやくCSRブームがおさまり,
企業独自のやり方でCSRに携わることができるようになったこの時期(2010年12月)に,
こうした規範が発行されると,また考え直さなければならないのではないか。

関氏はその意見に対し,このISO26000は,活動の検証に活用すればよいのであり,
そう難しく受け止める必要はない,
企業がCSR経営を行っていることを慢心しないツールとして使えばよいのですよ,と答えられた。



その会合に参加している企業は,大企業であり,CSR経営に熱心な企業ばかりだ。
よって,ISO26000の項目と現在の活動を照合しても,遜色ないことをしていると思う。
ただ,CSRの定義が曖昧であるがために,企業の担当者の方も不安に思われるのであろう。

CSRとは,当たり前のことを当たり前にして,利潤を求めることだ。
ISO26000のような規範は,何が当たり前を明確にするために存在するのだと思う。
ただ,そうした活動を明文化し,情報開示しないといけないところが企業にとっては,工夫が必要なところだ。
一部の最適が,他では不都合になり,全体最適につながらないこともあるからだ。
だから,ステークホルダー議論が生じる。
posted by H.A at 05:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究:経営学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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