2006年01月31日

世代や役職に応じての悩み

仕事の仕方や人生に際して、いつも的確に示唆してくれる知人がいる。
仕事が楽しい、起業しようとは思わない、大きな組織だからこそできる大きな仕事がある、それがやりがいがあり楽しいと、彼は語っていた。
何だかトントントンと出世し、会うごとに役職が高くなり、あれよあれよというまに「執行役員」とやらになっていた。(皆様周知の大きな会社です)

しかし、今春を持って辞任する意向を会社側に提出しているという。
事業に直接タッチできない今は、仕事に面白みを感じないらしい。
加えて、会社で最高の権限を持つには「社長」になるしかない、「社長」になっても好きなことが自由にできるわけでなく、経済界の大物になるしかない。
それでも自由にならなくて、政治の世界に入るしかない・・・となるとキリがない、ということでなんだかなあ、と思った様子。

贅沢な悩みといえばそうなのですが、
20代には自己の力不足と社会に対する無知による不安があり、
30代では人生設計や職業によって悩みも多様化する。
40代や50代、60代ではまたそれぞれの想いや切なさがあるのでしょう。

自己実現や自己啓発など働く目的がなんだかきれいごとになってきた現在。
食べるために、生きるために働く、この当たり前のことが働く核であることを、再度見直す時期になっているのではないかと思うのです。
posted by H.A at 08:20| Comment(2) | TrackBack(0) | お仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
実は同じようなことを職場の上司と話すことがあります。特に学校で仕事をしていると、自己実現や自己啓発って結構聞こえてきますが、一般企業では、現実と理想のギャップに必ずサラリーが入ってきてしまいますよね。

会社の責任+働くことの責任+個人のsh区行間(達成意欲)がどこを向くかってことなんですかね。

職業観について特に学校で学生達と接している立場のモノとしては、ひとつの答えがないだけに非常に難しい事柄です。

たまたま最近人から聞いたのですが、「自分探し」と称して「この会社は自分とあわない」といってすぐに退職したりする若者がいるが自分の尺度で測って自分を探すのではなく、様々な経験をして「自分作り」をして欲しい、というお話がありました。

自分作りと職業観、見つめなおさなければいけませんね。

長文失礼しました。
Posted by morita at 2006年02月01日 01:43
moritaさん、コメントありがとうございます。
「働く」ことへの非難が若者に集中することに以前より疑問を感じています。大人がいかに見せられる生きる背中を持っているかが、問われているように思えるのです。
Posted by ひとみ at 2006年02月01日 21:33
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