1964年のフランス映画、全てミュージカルのように音楽で進む。
踊りはないよ。
カラーにリマスターされていて、雨に濡れるシェルブールの町並みが美しい。
また当時のお嬢さん風なお洋服、母娘どちらもオシャレ。
内容は1950年代後半という時代背景の恋愛映画で、
いろいろあって涙を誘いつつも二人の感じが潔い。
いろいろあって、というのは何かというと、フランスの徴兵制度による徴兵。
当時フランスはアルジェリア戦争真っ只中。
1954年から1962年にかけてフランスからアルジェリアが独立しようとした戦争。
ヨーロッパとアフリカの関係は複雑で、複数の国や民族が関与しているよう。
かつ今もその戦争の影響はあるよう。
さて、シェルブールとはフランス北西部の町。

古くはヴァイキングにより侵略されたとのこと。
ビッケ!