2021年01月11日

心星ひとつ

最近、楽しみに読んでいる小説『みをつくし料理帖』。
 第2巻 「花散らしの雨」
 第4巻 「今朝の春」
 第5巻 「小夜しぐれ」

第6巻は 心星ひとつ。

NHK,民放、映画と、同小説は動画化されているようだが、エンタメ好きな私ではあるが一切見ていない。
なぜなら語彙の力を味わっているから。
例えば、

 雨の乏しい梅雨から、境目のないまま夏となり、じりじり煎られながら大暑を過ぎた(p.10)

 月の出の遅い夜だった(p.114)

こうした微妙な時間の流れの描写は、動画では難しい。
色や音で示せないからだ。

また新しい大きなお店を、と二か所から言われて悩む主人公 澪ちゃんに対し、
75歳のりうさんがかける言葉。

 与えられた器が小さければ、自分の手で大きくすりゃあ済むことですよ(p.122)

 精進を続ける人に「ここまで」はないんですよ。
 「ここまで」かどうかは、周りが決めることではなく、自分自身が決めることでしょう(p.123)

こうした言葉も、動画だと、見る側の演者への興味関心で印象が異なる。
活字だけだと、自分の心が受け止めて解釈できる。

そんなこんなで、楽しい読書の『みをつくし料理帖』。
とはいえ、これ、静かな文章ながら泣かせる。
私は、おいおい泣きながら読んでいる。
posted by H.A at 19:00| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「みをつくし料理帖」を訪ねて 勝手に散歩その2 神田から九段下から市ヶ谷へ

「みをつくし料理帖」を訪ねて 勝手に散歩その1湯島から神田へ

【緊急事態宣言最中ですが、体調維持のためにひっそりと散歩。
 電車は最低距離、すいた車両で座らず、人との接触は一切なしのウォーキングです。】

神田須賀町から西へ。
神保町を過ぎ、九段下へ。
専修大学の付近から、ああ、見えてきました、あれが「つるや」の近くにある「俎板橋」。
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渡って振り返るとこんな感じ。
ふきちゃんが弟の健坊を想って立っていた橋ですね。
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そしておそらく、「俎板橋」の西にある、スタバのあたりに「つるや」があるという設定。
この辺りの旧町名は元飯田町。
IMG_0807.jpg

時はすでに16時すぎ、さすがに寒くなってきました。
九段下の駅よりは、市ヶ谷のほうが我が家は便利。
えーーーーい、ままよ、歩いたれ。

と市ヶ谷に向かって、靖国神社の表側の九段坂ではなく、裏側というか外堀側の坂を進みます。
富士見坂という名の坂が出てきました。
江戸時代は天気が良いと富士山が見えたのでしょう。
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ちなみに今は、法政大学が見えますが。
そしてこのあたりに、澪のことを「下がり眉」と呼ぶ小松原様、
本名は小野寺宅があった、という設定のよう。
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市ヶ谷駅まで歩くことにしてよかった!
ああ、夕暮れてきましたわ。帰りましょう。
IMG_0810.jpg


帰宅後の歩数は17,000歩、ヘタレなのによく頑張りました。
また、散歩のたびにスイーツを買ったり、
美味しそうな米水やらブドウ水やらに誘われてお店に入ったりしてしまうので、
今回は1000円しか持たずに散歩。
posted by H.A at 05:00| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする