2021年01月06日

今朝の春

最近、楽しみに読んでいる小説『みをつくし料理帖』。
二巻 http://bouchukan.seesaa.net/article/479339063.html

第4巻のタイトルは「今朝の春」。
大きな料亭と料理競争をすることになった主人公澪に対し、
75歳のりうさんが言った言葉。

 勝ちたい一心で精進を重ねるのと、
 無心に精進を重ねた結果、勝ちを手に入れるのとでは、
 「精進」の意味が大分と違うように思いますねえ(p.240)。

 勝ちたいというのは即ち欲ですよ。
 欲を持つのは決して悪いことではないけれど、
 ひとを追い詰めて駄目にもします。
 勝ち負けは時の運。
 その運を決めるのは、多分、ひとではなく神仏でしょう。
 神さま仏さまはよく見ておいでですよ。
 見返りを求めず、弛まず、一心に精進を重ねることです(p.241)。

負けがわかった後、「小松原様」から言われた言葉。

 勝つことのみに拘っていたものが敗れたなら、
 それまでの精進は当人にとっての無駄。
 ただ無心に精進を重ねて敗れたならば、その精進は己の糧となる。
 本来、精進はひとの糧となるものだが、欲がその本質を狂わせてしまうのだろう(p.282)

以上、遠い昔は「欲」にまみれていたのに、
長く生きて「欲」も「精進」も遠いものになった自分に贈るメモ。
posted by H.A at 19:00| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

干支の升

年末に応募しておいたら当選したようで、
新橋にある日本の酒情報館に頂きに参りました。
ささやかな喜び。
(電車代と相殺ではないか、の突っ込みは、野暮!)

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ちなみに日本の酒情報館、こんな感じ。
そこにいるだけでワクワクします。

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試飲もできました。
復路は散歩も兼ねているので、2種類で我慢。偉い。
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posted by H.A at 09:25| Comment(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする