2020年11月02日

大往生といふもの

1985年に放送されたNHK朝ドラの再放送「澪つくし」を、毎朝楽しみに見ている。
脚本はジェームス三木さんとのことで、繊細で骨太なストーリーで、楽しめる。

時代は大正時代末期から第二次世界大戦後にかけて、
場所は、“陸(おか)者”と“海者”が対立する漁港の町、千葉県銚子市を舞台、
主役は、しょうゆ醸造を家業とする旧家の娘・かをる(沢口靖子)と、網元の長男(川野太郎)。
桜田淳子さんも姉役で出ている。

さて、今日の同番組、網元の知り合いが亡くなって云々のくだり。
74歳で大往生だったから寂しくはないよ、のような会話。
20世紀初めは70代で大往生と言われたということだ。

明日夜から始まるアメリカ大統領選挙、候補者は二人とも70代。
菅義偉さんも70代。
いかに人間が長く長く生きているかがよくわかる。

他方で中国では一人っ子政策が、1979年から2015年までとられたのだから、
矛盾を感じる。



広島時代に、姉さん的存在だった人に人生の目的を尋ねた際に、
「いつ死んでもよいと思って生きている」と言っていたことが思いだされた。
何歳でこの世を去ることになっても、悔いなしと思えることこそ、
大往生なのでしょう。
posted by H.A at 19:00| Comment(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『在りし日の歌』

現在は、そのコーナーは終わってしまったが、
NHKBSの「キャッチ!世界のトップニュース」で、東大の藤原帰一先生が
ひと月に一本、映画を紹介されていた。
その中で、気になっていた中国の映画『在りし日の歌』

映画館で観たかったのだけど、タイミング合わず。
DVD化され、アマゾンプライムで有料レンタルが開始されたので、
早速リビングの昼寝布団を敷いて鑑賞。

第69回ベルリン国際映画祭最優秀男優賞&最優秀女優賞W受賞、
3時間あまりの骨太の映画。

1980年代から2000年代にかけての中国激動の時代に生きた普通の夫婦の、
悲しくて優しい物語。

この30年の間の中国の変化が如実にわかる。
(日本も1940年と1970年では、全く違うのと一緒)

政治や経済の相違はもちろん、やはり一人っ子政策が、私には理解できない。
急激な人口増加を抑制するための策とは言え、なんともなんとも・・・

総じて静かな映画で、解説もない。
場面ごとに時代が異なるので、今はいつ?と考えながら観ていると、気づくと寝ていた・・・
翌日、見直して、いろいろ理解できた。

3時間は冗長ともいえるけれども、人生なんて、皆冗長なのかもしれない。

おすすめ
☆☆☆☆
posted by H.A at 05:00| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする