2020年10月11日

抗う悲しさ

NHKでドラマ化もされたようだが、SNSで本が良かったと見かけたので、
私も拝読『すぐ死ぬんだから』(2018)内館牧子著 講談社

78歳の女性が主人公の小説で、ストーリーも面白いが、
加齢に対する表現が、冒頭から面白い。

まずは年を取ると、どうなるかの列挙、以下抜粋。
・鈍くなる
・くどくなる
・愚痴になる(私だな)
・同情を引きたがる(私だな)
・そのくせ「好奇心が強くて生涯現役」と言いたがる
・身なりにかまわなくなる
・なのに「若い」と言われたがる(pp.1−2)

その他にも
・男は年を取るとどんどんお婆さん顔になり、
 女はどんどんお爺さんになる(p.96)

また、主人公はお洒落で10歳は若く見えるといわれる努力をしているが、
それに対して娘がくぎを刺す。
・老いていく悲しさは見えない。
 これ以上行くと、抗う悲しさが出る(p.61)


どれも、納得であり、言いえて妙、そして痛快。
(で自分のことだなと苦笑。)

「フェードアウトする品格」が大事らしい。
これについては 続く・・・

同書は久しぶりに面白い本でおススメ。
☆☆☆☆☆
posted by H.A at 19:00| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マリーゴールドではない

先日、コスモスを見ることは最初で最後
などと言い切ったが、
マンションから50メートル歩いたところに、大きなコスモス花壇があった。
人が見ているものなんて、一部でしかないということだ。

IMG_5917.JPG

別の日、駅に向かうために川沿いを歩いていたら、
金木犀の香りがプンプンする。
どこに金木犀?ときょろきょろしながら歩いていたら、
橋のたもとに大きな金木犀があった。
ちょうど私は風下にいて、香りの恩恵に与ったらしい。

IMG_5919.JPG

広島宅金木犀は、変わらず香っているだろうか。
posted by H.A at 05:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする