2020年09月29日

『ルネッサンス 再生への挑戦』

今更ながら読んでみました。

『ルネッサンス 再生への挑戦』(2001)ダイヤモンド社
カルロス・ゴーン 著、 中川 治子 訳

報酬の疑義は外部の私にはよくわかりませんが、
ゴーンさんのグローバルな生まれ育ち。
サプライヤーのタイヤメーカーからの、
自動車メーカー ルノーのヘッドハンティング。
ほぼ国営だったルノーの私企業としてのビジネスシステムの構築、
日産とのアライアンスと立て直し。

などは、学ぶことばかりです。

ゴーンさんのマネジメントはいたってシンプル。
・課題発見
・課題解決のための優先順位付け
・課題解決実行のためのあらゆる層との対話によるコミュニケーション

普遍的な考え方です。

部外者があえて推測するには、
20年は長すぎたのでしょうね。
posted by H.A at 19:00| Comment(0) | 研究:経営学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考』

西岡 壱誠著『「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考』(2020)
1996年生まれの現役東大生さんの書いた本、
ハウツー本は手に取らないのですが、なんだか気になって拝読。

面白いところは多々あったのですが、あえて一つメモ。
どんなものにも裏側があるという「裏側思考」のくだり(p.153−154)

物事を選択するときには思い悩む、と。
なぜ悩むかは、あるものを「選ぶ」と同時に、
他方を「選ばない」選択をするからだと。
もしかしたら選ばなかったものが、よかったかもしれない、と考えるから。
だから、裏側をちゃんと考えましょう、とのこと。

食事に行ってメニューを選ぶにもいちいち悩む私は、
この文章は腑に落ちました。

これは経済学でいうところの機会コスト。
いくつかの投資選択肢があり、一つ選ぶ。
次点で選ばなかった投資で得られたであろう最大収益が機会コスト。

これが大きいのではないかと悩んでしまう。

一度決めたらうだうだ言わない潔さは、
決めるまでの次点候補の検討や、
選択するものの徹底的な否定と反駁可能性から生まれるのでしょう。

そんなことをいちいち大げさに考えずに、サクサクと淡々とできれば
かっこいいのでしょうね。
posted by H.A at 05:00| Comment(0) | 研究:経営学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする