2020年06月24日

外界の洗礼

数か月ぶりの対面会議出席のために、職場へ。
電車乗り換えも久しぶり。
職場の最寄り駅に着くと、ちょうどバスがいたので、慌てて飛び乗った。

そのバス、駅から二つめのバス停までは、距離が短いので現金であれば100円というもの。
(ICカードだと最低運賃がかかるので、168円。)

慌てて飛び乗ったので、乗車後、現金100円をカバンから取り出すのにモタモタした。
バスが揺れたらしく、私は気づかなかったのだが、ヨロヨロしていたらしい。

というのも、私の後方から、甲高いおばあさんの声がしたのだ。
「ちゃんと手すりを持ってください。
 こちらに倒れてくるのではないかと怖い」



想定外の言葉にビックリ。
おばあさんと私の間は2メートルくらい距離があるし、私自身倒れるような状況でもない。
一応、そちらにむかって、会釈をした。
ちらっと見ると70−80歳の小柄な老女だった。

と、おばあさんは甲高い大きな声で独り言を、私の背中に向かって言った。
「手くらい、家に帰って洗えばいいじゃない。」


バス内で私がヨロヨロしたのは、コロナ対策で手すりを持たずにいたからで、
ちゃんと手すりをもって、家で手を洗え、ということらしい。




ヨロヨロしたのは、手すりを持てない状況にあったからなのだけど、
それはおいておいて、
バス内は、コロナ対策で、運転手さんの周囲の椅子は座れないようになっている。
また高齢者にコロナをうつしてはいかんと、多くの若者や中年がここ数か月注意をしてきた。
なのにも関わらず、その発言はいかがなものか。
見知らぬ私に。
迷惑もかけていないのに。

すぐに私はバスを降りたが、その老女も同じバス停で降りたようだ。
納得がいかないので、引き返して言い返そうかと思ったが、
先日の4年ゼミで、バイト先のお客にいつも罵声を浴びせられるゼミ生の経験が話題になり、
そうした人(理屈の通らない人)とは距離を置く方が良いということに
意見がまとまったことを思い出して、やめておいた。




引きこもり生活は、そんな見知らぬ犬に突然かまれるような状況に遭遇することは、そうはない。
久しぶりの社会復帰は、世の中が不条理に溢れていることを早々に教えてくれた。
外界は怖いわー。
社会復帰のリハビリが必要。
posted by H.A at 06:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする