ゴーンさんの一件について述べていた「ホリエモンチャンネル」の中で、
ディカプリオ主演 2013年のアメリカ映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の
話があった。
気になっていた映画だったので、ネットフリックスで鑑賞。
実在の人物を基にした映画らしいが、
CSRとかESGとか、企業や株式投資に社会性が必要と言われるのは、
こうした方々がいるからなのでしょう。
性善説だけでは、バカを見る世知辛い世の中です。
さて、「ホリエモンチャンネル」で同映画を引き合いに出したのは、
司法取引のことを説明するため。
要は、仲間をチクれば減刑される、というもの。
悪いことをしてはいけない、というのがまずは大前提であるが、
友達を売ってはいけない、というのは人間としての筋でしょう。
となると、この司法取引というのは、どうなの?
チクる、というのは男気に欠ける(たとえ女性でも)。
(繰り返しますが、悪いことをしてはいけない、が大前提)
法律を超えて、人間としてばちがあたりそうだ。
法治国家においては司法取引も
小さな悪事は目をつむって、大きな悪事の根を断ち切るためには、
必要なのだろうか。
などと、いろいろ考えさせられた。
法律は完全正義ではない、ということだ。