2019年09月30日

「あれが阿多多羅山、あの光るのが阿武隈川」

福島まで行ったので、せっかくだからと
「あれが阿多多羅山、あの光るのが阿武隈川」を愛でたい。

高村幸太郎の「知恵子抄」が好きで、よく読んでいた。
「あれが阿多多羅山、あの光るのが阿武隈川」と綴っているのは
「樹下の二人」のタイトルの詩。

私が一番好きな詩「あどけない話」にも阿多多羅山は出てくる。

知恵子が生まれ育ったのは福島県二本松市らしく、
あいにく福島市内からは曇っていたし、阿多多羅山は見えなかった。
知恵子の言う「ほんとの空」が見えなかったよ。

せめてもと、阿武隈川まで歩き、ほとりの茶屋で、
お茶屋の女性の方の説明を伺いながら、しばし、
昭和の初めの高村幸太郎と知恵子に想いを馳せる。

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蛇行した川、というのは、現代では珍しいと思うのですが、どうでしょう。

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あどけない話

智恵子は東京に空が無いといふ、
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切つても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
毎日出てゐる青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。
posted by H.A at 19:00| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

環境経済政策学会@福島大学

非会員なのですが、討論者(コメンテータね)を依頼されて、
環境経済政策学会@福島大学に行ってきました。
最寄り駅はJR東北本線の⾦⾕川駅。

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学会の概要はこちら。
http://www.seeps.org/meeting/2019/submit/program.html

多くのセッションが行われる大きな規模の学会のようです。
休憩室に茶菓が無いのにびっくり(笑)
経営学系のそれでは、何かしらがいつもおいてあるので。

さて本題、私は、社会人大学院生さんの
Environmental Finance概念の明確性に関する一考察― Environmental Finance研究の整理・体系化に向けた基礎として ―
のコメントを担当。
報告は環境ファイナンス関連の先行研究のレビューで、とても緻密で質の高いものでした。
よって、辛口コメント一切なし。
反対に、学ぶことの多い内容でした。

環境系の研究なので、私に話がきたようですが、ファイナンスは専門ではない。
指導教授の亀川先生はファイナンスが専門ですから、
ここのところ改めて先生の論文を拝読して学んでいました。

初めての学会、初めての大学、専門とは異なる領域、
小心者なので緊張していましたが、滞りなくミッションコンプリート。
ようやく、ゆっくりと秋を迎えられます。

東北本線で福島駅まで向かいましょう。
って、電車が一時間に1、2本であることにビックリ。
いつもせかせかしていることを認識しつつ、ゆっくり移動します。

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posted by H.A at 06:54| Comment(0) | お仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする