2019年01月27日

『少数株主』

何かで、同書が面白いという記事を見かけたので、読んでみました。
『少数株主』(2017)牛島 信著 幻冬舎

牛島氏の小説は、ご自身の司法経験を生かして、面白く、
過去に数冊、読破した記憶が。
読んだけど、内容はあまり覚えていませんが。
http://bouchukan.seesaa.net/article/107333335.html
http://bouchukan.seesaa.net/article/108115317.html

さて、同書の言う少数株主とは、
非上場の、多くはファミリー企業と言われる中小企業の
株を数パーセント持っている株主のこと。

コーポレート・ガバナンスの概念が、大企業のみではなく、
こうした中小企業にも重要だということが書かれている。

私もいろいろな社長様のお話を伺うに、
牛島氏と同様のことを感じていたので、
強く共感しながら読み進めました。

面白いのです。
面白いのですが、このたび
大木弁護士(牛島氏の書く小説に出てくる弁護士)に相談に来た同書の主人公が、
多くの男性の理想ではないかと、女性より推測される、そうした人生を歩んでおられる。
あまり書くと、ネタバレになりますが、
貧しい家に生まれながら、
上手に不動産で稼ぎ、
バブル前には売りはらって大枚を手に入れ、
海外で豪遊し、
その後日本に戻って、中小企業のコーポレート・ガバナンス改革に乗り出す・・・

という話。
最初の妻、次の妻、老いらく時に心を寄せる女性、
そして、その女性たちが理解してくれる、という。
そんな、ムシの良い話、そうそうはないでしょう。

と、一種の男のロマンというか、夢が描かれている小説。
私はビジネス書として、面白かったですよ。
posted by H.A at 14:28| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする