フェイスブックのメッセンジャーで、
とある教育的なイベントをするからお手伝い願えないか、
のような依頼があった。
差出人は面識のない、某国立大の教育学部の院生さんらしい。
大学の先生の知見が欲しいとのこと。
イベントの内容も、何をお手伝いするのかも、あやふやだったので、
その旨質問すると、
フェイスブック上にイベントの詳細が掲載されていると、そのURLが送られてきた。
フェイスブックの記事は、そのシステムの関係で、
読みづらいし、わかりにくい。
よって、読んでもよくわからない。
再度確認すると、
要はそのイベントに来て、グループワークの助言をしてくれ、というものらしい。
スケジュールが合わなかったので、お断りをしたのだが、
腑に落ちない。
仕事の依頼であれば、フェイスブックのメッセンジャーではなく、
ちゃんとメールか電話で、
様々な条件を提示してから意向を問うのが筋であろう。
大学院生なので、その辺りの見識や常識が、無いのだろうか。
よって、仕事の依頼の作法やマナーを、
差出人に、それこそ「助言」しようかと思った、
いや、待て。
これは、私は騙されているのではないだろうか。
最近のニュースでも、架空のお店をフェイスブック上で作り上げ、
大人数キャンセルだ何だと騒いだものかあった。
また、セキスイハウスが、土地購入で騙されていた。
どちらも信じられない事柄だ。
おそらく、私もそれらと同類で、
仕事頼みます詐欺、あるいは愉快犯的な対象にされたのかもしれない。
しつこく調べるのもバカバカしい。
ちゃんとした依頼であれば、
大学生であろうが、院生さんであろうが、
郵便、あるいは訪問、メール、電話などで仁義をきるのか筋だ。
それをしない無礼者の相手をするのも、如何なものか。
差出人は、某国立大学の院生のふりをしただけだとも言える。
そもそも、院生さんなら、指導教授を通して活動するであろう。
秋になったので、キツネさんが手袋を買いに街に出てきて、
私にメッセンジャーでメッセージを送ってきたと思うことにする。