その1
http://bouchukan.seesaa.net/article/460462261.html著者の黒川伊保子さんは人工知能(AI)の研究者。
現在、猫も杓子もAI、AI。
私も歩けばAIにあたる、くらい、あっちこっちでAI議論の花が咲いている。
黒川さん曰く(pp.17−20ね)、
AI(Artifical Intelligence)すなわち人工知能は、
1950年代に第一次ブーム、
1980年代に第二次ブーム、
そして現在は2016年以降の第三次AIブーム真っ只中というわけである。
第一次ブームでは、想念のAIが研究の対象。
機械が知性を持つかについて、世界の知識人たちが議論したらしい。
第二次ブームの中核は、テクノロジーとしてのAI。
音声認識、画像認識、自然言語解析、ニューラルネットワークなど
人工知能の基礎技術が実現したらしい。
ちなみに、ニューラルネットワークとは、脳神経回路をモデル化した構造を持つ、
学習するコンピュータシステムらしい(言われても、よくわからんが)。
ディープラーニングと言われるものらしい。
第三次ブームの今は、単なるブームではない、そうだ。
ここから先、人工知能と共に人類は生きていく、そうだ。
まさに産業革命、人工知能シンドロームだと 黒川氏は述べる。
といった中で、黒川氏は1980年代半ばにロボット開発に着手された。
AIは人工知能であるから、まずは人類の知能研究が必要だ。
人類の脳の機能をモデル化するのに、
男女ではその機能が異なることに、気づかれたらしい。
男性脳のモデル化のみでは、AIとしては不完全なのだ。
ということより、黒川氏は男女脳の差異に気づき、
研究を進めておられるそうである。
よって、私がこの度、秀逸と勧める『女の機嫌の直し方』(2017)の書籍は
科学的分析に裏付けされているものなのである。
続く・・・